他愛もないけど

昔のtwitterを久しぶりに見たら、忘れてたことばかりでした。でも、昔思ったことを思い出すのは面白かった。毎日を忘れ続けていくだけなんてもったいない気がして。他愛もない、毎日だけど。

初めての韓国。先入観とさよなら。

母と韓国へ行ってきました。

海外旅行は好きですが、実は韓国は初めて!

 

着いた瞬間感じたのは、「空気感が日本だ」。

全く分からない韓国語が分かるような気がする程、韓国は外国に来たという緊張感を感じない国でした。

 

その第一印象は正しくて。

大体日本語が通じるし、日本語がだめでも英語でコミュニケーションをとってくれるし、とにかくみんなとても親切。

街も、人の感じも、言葉は違えど話す感じも、想像以上に日本に近い。滞在中ずっと親近感を感じられました。

特に若い男性はみんなめちゃめちゃ優しい。韓国人と結婚したい・・・。

 

もともと私は韓国人が好きです。

大学生の頃何度か短期留学に行ったことがあり、どの語学学校でも一番仲良くなるのが韓国人でした。

クラスに韓国人がいると分かると、日本人がいると分かるのと同じくらい安心しました。

韓流アイドルの魅力にはまったことはありませんが、語学学校で出会った韓国人男性は(母数は少ないけれど)みんな優しくて落ち着いていて大人で、かっこよく見えた記憶があります。どうしてかなと韓国人の女の子に聞くと2年間の徴兵制度を乗り越える中で強く優しくなるような気がすると言っていました。良いことではないけど、確かにそうなのかもと当時妙に納得しました。

 

私は韓国人の魅力を知っていましたが、母はそうではありませんでした。

昔のイメージなのか、ニュースで見るイメージなのか。

少々過激で反日感情が強いと思っていたようで、少なくとも若い人はそんなことないよと主張しても、旅行に行くのもしぶるほどその先入観は強かったようです。

今回それも無事に払拭され全くイメージが変わったようで何よりですが、先入観とは残念なものだなあと痛感しました。

 

食わず嫌い、私も無意識にしてることかもしれません。

でも、先入観で決めつけて、食べないで切り捨てるなんてもったいないし、相手にも失礼だと思うのです。

父は、私が「ウォーキングデッド面白いよ」と勧めても「ゾンビものでしょ?興味ない」と見たことがありません。

私だってゾンビものは苦手です。でもウォーキングデッドの面白さはそこじゃない。

別に、見てみる・見てみないはその人の自由なので良いと思いますが、もったいないなあと思います。世界中で大人気のドラマです。動画サイトの会員で無料で観れるのだから、まずは観てみればいいのに、残念だなと。

 

似たような話で、職場のできるかっこいい先輩とある小説の話をしたことがあります。

「昨日の休み何したの?」「ブックカフェ行きました」「何読んだの?」「○○です。面白かったですよ。良かったら読んでみてください」みたいな流れの会話をしていたら、普段実用書しか読まないという先輩はその場でその本を検索し、ネットで即購入したのです。今買ったの?と驚く私に「読んでみてって言ったやん」とけろっと答え、後日感想を教えてくれた先輩はイケメンでした。さすがだなと思いました。些細なことですが、そういう人は普段から色々な場面で無意識にチャンスをものにできる人なんだろうなと思って以降、私も人から勧められたお店や映画や色々なことを素直に聞くように意識しています。

 

食わず嫌いはもちろん一度食べて合わなかったものだってリトライすればいいと思うのです。

自分自身も変わっていくし、相手だって変わっていく。

昔まずいと思った食べ物の美味しさを今なら感じられるかもしれないし、昔理解できなかった映画が今なら理解できるかもしれません。昔何にもなかったあの街は今発展を遂げているかもしれないし、昔いじめっこだったあの子は今は優しい人になってるかもしれません。

 

知らないことや、本当は知らないのに知ってると思い込んでることを、自分には合わないと切り捨てるのはもったいないです。

 


国も、人も、食べ物も、作品も、何でも、色々な世界の真実とできるだけたくさん出会い、感じ取りたいと思うのです。

 

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人もですが食べものも本当に魅力的でした。食べすぎです。
でも泣く泣く諦めた料理がまだまだ...
また行こ。