その気にさせる能力
初回でネガティブなことを書くのもあれですが・・・
最近仕事がちょっと暇です。
暇なので、今日忙しそうにしてた先輩に、「あの仕事代わりにやりましょうか?」と思わず声をかけました。普段はやってない仕事。でも、見よう見まねでできそうな仕事だったのです。
先輩は「あ、じゃあやってみる?」と言った後「それやったら、次〇〇のところまでやって」と見よう見まねで簡単にはできなそうな続きの部分まで押し付けられてしまいました。これは想定外。
もちろん、言われてしまったからには引き受けますが、無駄に余計な事言ってしまったと後悔したのが正直なところ。
前任の先輩は、
「ほんまに?ありがとう(無邪気な笑顔)」の後、
終えて持っていったら、完璧じゃなくても「ありがとう!ここまでできたん、すごいやん!(いじらしい笑顔)」で、
「この先もちょっとお願いしたいんやけど・・・(子犬のような顔)」
のようなリアクションをしてくれる人でした。
その人の役に立てるのは嬉しかった。
その人だったらもし同じ仕事が降ってきたとしても前向きに捉えたかもしれません。親切心があだになってしまったなんて思わなかったかもしれません。そもそもそこまでお願いしてくるとは思えないけど。
や、今回の先輩も良い人なんです。
真面目で、困ったときは優しく教えてくれるし、親しみやすくて、仲も良い。
なんだけど。
やっぱり人は、都合よく使われてると分かっててもおだてられれば乗ってしまうし、
お世辞だと分かってても褒められれば嬉しくなってしまうものです。
できる人は、後輩も、部下も、子供も、奥さんも、その気にさせるのがきっと上手。
何をするかじゃなく、誰のためにするか、だから。
「感謝」と「褒める」は多用していこうと改めて思いました。あと、余計な申し出は相手を見極めてからだと。
関係ないですが、先週末新島に行きました。
感動的な絶景と、安定の女友達7人で過ごすあまりに自由で楽しい時間。
何もない島だからこそ非現実的で、平日が始まった今でも気持ちは7割新島です。
だから、今日には関係ないけど新島の写真を。